皆さんは子育てを通じて、幸せを感じていますか??夜泣きがひどい、なかなか寝ない、言うことを聞いてくれないなど、イライラすることも多いと思います。でも、子どもの笑顔は最高に可愛いですよね!
そこで、今回は書籍「THE THREE HAPPINESS(3つの幸福)」の精神医学、脳科学に基づいた「実用のための幸福」という考え方に対して、子育てを通じて、幸せを感じる方法をお伝えできたらと思います。

子どもはとても可愛いんだけど、言うことを聞いてくれなかったり、
わがままが多くて、親がイライラすることもあるよね。

そうね。夜泣きとかでなかなか寝てくれない時は本当に大変。
イヤイヤ期で何をしても嫌がれると、本当に疲れるわ。。。

そこで今回は、「THE THREE HAPPINESS(3つの幸福)」の脳科学に基づき幸せを感じるとき、私たちの脳の中ではどのような反応が起きているか、それを理解することで、意識的に幸せを感じることができるんだ!

子育てに疲れた時に、少し意識することで、とても気分は楽になると思うから、
一緒に勉強してみよう!
幸せとは
幸せとは何だと思いますか?美味しいご飯を食べているとき?子どもと一緒に遊んでいるとき?給料が上がったとき?色々とあると思います。脳科学的いうと、私たちが「幸せ」を感じるときは以下の幸福物質が脳内に出た状態のことを言います。その幸福成分は「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」です。これらを3大幸福物質といわれています。
そして、これらの3つの幸福には順番があるのです。先に結論を伝えておくと以下の図が幸福の三段重理論になり、セロトニン的幸福→オキシトシン的幸福→ドーパミン的幸福の順番になるのです。
これらをうまく積み上げることで、幸せを感じることができるのです。そして各幸福を掛け合わせることでより高い幸福を感じることができるのです。
それでは、各幸せに関して簡単に紹介していきます。
セロトニン的幸福
セロトニン的幸福とは「心と体の健康」です。「体調がいい」「気分がいい」や、「爽やか」「清々しい」という気分や感情などは全てセロトニン的幸福といえるでしょう。より具体的にいうと、以下のようなときにセロトニンは分泌されています。
・森林の中を歩いているときに、「マイナスイオンを感じる~」、「癒される~」と感じているとき
・運動した後に、「爽やか~」「清々しい」と感じるとき
一方で、セロトニン的幸福が失われると、病気や調子が悪い状態になります。イライラしたり、だるい、苦しいと感じるようになります。うつ病は、セロトニン低下の究極的な状態だといえます。
オキシトシン的幸福
オキシトシン的幸福とは「つながり」です。つまり他者との交流、関係によって生まれる幸福になります。具体的には以下のようなときに、オキシトシンが分泌されます。つまり、私たちの人間関係やコミュニケーションは、そのままオキシトシン的幸福につながるのです。
・夫婦や恋人、子どもとのスキンシップで、安心感や幸福感を感じるとき
・仲間や友人とのコミュニケーションや交流を通じて、笑顔や癒やし、楽しさを感じるとき
一方で、オキシトシン的幸福が失われると、「孤独」「孤立」状態になり、結果として「寂しい」「満たされない」「楽しくない」「疎外感」を感じてしまうようになります。
ドーパミン的幸福
三段重の一番上にある、ドーパミン的幸福は「成功」です。ドーパミンは脳を興奮させるので、ドーパミン的幸福には「高揚感」が伴います。「喜び」「楽しさ」「達成感」がドーパミン的幸福になります。
・スポーツや試験などで、良い順位、点数をとったとき
・昇進、昇給などの仕事で成功したとき
ただし、ドーパミンが暴走すると依存症になってしまいます。お酒やギャンブル、買い物、ゲームなど、一度ドーパミンがでる経験をしてしまうと「もっと、もっと」と依存するようになってしまいます。結果、アルコール依存症、ギャンブル依存症などになってしまう恐れがあるのです。
子育てを通じて幸せを感じよう
これらの3つの幸福をうまくバランスをとりながら感じることが必要です。そこで、私が気を付けていることを2つ紹介します!
①基礎とのなるセロトニン的幸福とオキシトシン的幸福を日々感じるようにする
②「幸福の掛け算」を行うことで、より継続的な幸福を感じる
具体的な例を挙げていますね!
散歩
我が家はよく子どもと散歩に出かけます!散歩には運動効果だけでなく、色々な幸福が隠れています。朝日を浴びて、今日もいい天気だ!気持ちいい!(セロトニン的幸福)を感じながら、子どもと一緒に手をつないで歩く(オキシトシン的幸福)ことで、二つの幸福を感じることができます。

朝散歩は、朝日を浴びることで体内時計がリセットできる。
運動不足が解消できるなど、そのほかにもいろいろなメリットがあるよ!
公園
公園で遊んだり、ピクニックをするのもおススメです。公園で友人やパパ友、ママ友と会話をしたり(オキシトシン的幸福)、子どもたちが遊ぶ姿を見たり(セロトニン的幸福)、また子どもたちと一緒に逆上がりの練習をしたり、自転車、縄跳びの練習をして、それらができた時にはドーパミン的幸福を感じることができます!

子どもの成長はとても速いわ!すぐにいろいろなことができるから、一緒に練習することで、達成感を感じることは多いわね!
ゲーム
ゲームをするなら、複数人できるものがおススメ!家族間でのコミュニケーション(オキシトシン幸福)をとることができるし、達成感(ドーパミン的幸福)も感じることができます。我が家でよく遊んでりるのは「ブロックス」というゲームです。小学生低学年であれば、十分大人と一緒に遊べると思います!
キャンプ
もっともおススメなのがキャンプです。キャンプは自然を満喫でき(セロトニン的幸福)、家族友人と一緒にご飯を作ったり、お酒を飲んだり(オキシトシン幸福)、テントをたてたり、魚を釣った達成感(ドーパミン的幸福)と多くの幸福をいっぺんに感じることができます。一人キャンプでも思いっきり自然を満喫できると思うので、おススメです。
以上、今回は書籍「THE THREE HAPPINESS(3つの幸福)」を参考にし、脳科学に基づく幸せの感じ方を紹介しました。この本は、コロナ禍だからこそ読んでほしい一冊になります。著者の樺沢さんはその他にも「ストレスフリー超大全」も書かれております。とても興味深い内容ばかりなので、是非読んでみてはいかがでしょうか!
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