幼少期に身につけたい36の基本動作

子育て

今回は子育てに関わるテーマを紹介したいと思います。幼少期のお子さんがいる家庭は是非参考にしてみてください!

幼少期は運動機能が急速に発達し、多様な動きを身につけやすい時期です。人間の基本的な動きは36種類に分類でき、幼少期からバランスよく身につけることが望ましいとされています。最近は、コロナによる外遊び頻度の低下やゲームなどの家遊びも多くなっていると思います。そんな時だからこそ、子供と遊びながら体力、運動能力の向上させませんか?

そこで、文部科学省で推奨する36の基本動作を紹介しながら、身近な遊びなどを紹介したいと思います。

幼少期に身につけたい36の基本動作

36の基本動作は大きく3つに分けれることができます。(アイコンはミズノのHPから抜粋)

体のバランスをとる動き

立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がる など

体を移動する動き

歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這う、よける、すべる など

用具などを操作する動き

持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引く など

楽しく体を動かそう

積極的に外で遊ぼう

基本的に36の動きの中の、「体のバランス」および「体を移動する動き」に関しては、公園で遊ぶことで身につくことができます。これらの動きは複合的で、子供たちが楽しく遊ぶ中で身につけることができます。少し古いデータにはなりますが、2011年の調査では、外遊びをする時間が長い幼児ほど、体力が高い傾向にありました。そのため、世界保健機関(WHO)をはじめとする多くの国々では、「毎日、合計60分以上」体を動かすことが望ましいとされています。現在はコロナ禍で外出を控えるようになっていますが、早朝や人が少ない場所などを極力人との接触が少ない時間帯をみて、外遊びを楽しみましょう。

家の中でも楽しく遊ぼう

コロナ禍だし、あまり外に出たくない。できる限り家の中で遊びたいという方も、家でできる遊びはたくさんあります。モノを増やしたくない、お金を出したくないなどがあると思います。またアパートやマンションに住んでいると隣室や下の階の方に迷惑をかけたくないなどもあると思います。そこで以下の3つの遊びを紹介しましょう!

牛乳パックを活用しよう

牛乳パックを組みてることで、壁やトンネルを作ってみませんか?自分の部屋やエリアを区分けするだけでも、移動時の際には「わたる」「くぐる」「はう」などの動作が入ります。作る工程でも手指を使ったり、創造力を養うこともできますし、壊れたり、扶養になったりすると燃えるゴミで捨てることもできます。段ボールやトイレットペーパーの芯なども活用することで、オリジナルのものが作ることができます。

ヨガマット(布団)を活用しよう

ヨガマットが家にある場合は、ヨガマットを活用しましょう。子供はヨガマットを置いておくだけで勝手に遊ぶものです。「おきる」「まわる」「とぶ」など様々な動きを子供自ら行うと思います。

 

トランポリンを活用しよう

最後に、器具を使った遊びとして一つ例を紹介します。トランポリンは「とぶ」動作になりますが、バランス感覚を磨くうえでとても有効です。またボールなども複合的に使うことで、より複雑な動きをとることができます。足を取り外しできるタイプであれば、使用していないときはコンパクトに収納することもできます。

 以上、幼少期に身につけたい36の基本動作に関して紹介しました。コロナ禍で大変だと思いますが、子育てする皆さんの少しでも参考になれば嬉しいです!

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