FIREを達成するには不労所得が必要となり、そのためには投資資金を準備する必要があります。実行編①では、生活防衛費の重要性と先取り貯金をおススメしました。しかしながら、収入＝支出であれば、投資どころか、貯蓄もできません。そこで今回は、支出の最適・最小化に関してい一緒に考えていきましょう。
支出を把握しよう（見える化）
皆さんの毎月の支出はいくらですか？すぐに答えられますか？家計簿をつけられている人は答えられると思いますが、家計簿をつけていない人は答えられない人が多いのではないでしょうか。支出には下記のような項目がありますが、それぞれ理想的な割合があります。下記に年収500万円世帯（子供2人）の理想的な割合例を挙げます。
自分の支出に比べてどうですか？理想例では、預貯金の割合が20％程度となっております。この預貯金の割合をどこまで上げることができるかが、FIREへの重要なカギとなります。居住地や家族構成、子供の年齢などで様々だと思いますが、一度自分の支出に関しても見える化することを強くすすめます。
固定費の削減からはじめよう
支出の見える化が完了すれば、次は削減したり、減らしたりする項目が無いか確認しましょう。そこで、まずは固定費から減らすことをおすすめします。変動費の削減はストレスが溜まったりで、長続きしない可能性があるからです。一方で固定費は一度設定してしまえば、自動的に支出が抑制されるため、スタートとしては非常に良いと思います。ここでは、固定費の中でも手を付けやすい２つの項目について、別のブログで紹介していますので、是非参考にしてみてください。
①通信費・・・格安スマホに切り替えましょう！特に楽天モバイルはおすすめです。詳細は下記過去のブログを参照してみてください。
②自動車関連費・・・日々の交通手段が電車やバスで、車を使うのが週末のみという方は、車を手放すことをオススメします。また、日々の生活で車が必須の方に関しては、新車ではなく、中古車を購入することをオススメします。こちらも過去のブログで紹介しているので参考にしてみてください。
その他にも、固定費支出の見直しとしては保険の見直しや電気・ガス会社の切りなどがあります。自分の家計でどの程度の割合を占めているのかを確認し、多いようであれば見直しをしていきましょう。
投資を意識しよう
ある程度家計の支出が確認できたなら、少額でも良いので投資を始めることをオススメします。早く始める利点としては、以下の2点のポイントがあります。
①時間を味方にできる
②投資経験を早い段階で積むことができる
①に関しては、短期投資は投資ではなくギャンブルになります。再現性を上げるためには、長期投資が非常に重要となります。そのため、少額でも構わないので、早い時期から投資を始めることを強くオススメします。②に関しては、投資経験を積んでおくことは、相場が大きく変動した際に、冷静に判断できるからです。投資経験がないと、日頃の株価などに動揺し、短期的な売買をおこなってしまい、大きな損失を被る可能性があります。少しずつでいいので、早い時期に投資を開始するようにしましょう！
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